いなもと耳鼻咽喉科

いなもと耳鼻咽喉科|高松市一宮町の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科

〒761-8084 香川県高松市一宮町字荒1530-1
TEL:087-880-3341
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Bスポット療法

Bスポット療法とは

鼻とのどは空気や食事の通り道で、外とつながっています。
特に鼻の奥でのどとつながっている、「上咽頭」は鼻から侵入したホコリ、細菌、ウイルスが付着して炎症をおこしやすい場所です。この場所は耳鼻咽喉科で内視鏡を用いなければ診ることができない場所です。
上咽頭に炎症を起こすと(上咽頭炎)、のどの痛み、鼻やのどの違和感、後鼻漏、口臭、病巣感染によるIgA腎症、自律神経の乱れなど様々な症状を引き起こします。
この上咽頭(かつては鼻咽腔Biinkuuと呼ばれていて、そのBをとってBスポット)に塩化亜鉛溶液を塗布する治療がBスポット療法です。当院では内視鏡下に鼻から上咽頭を擦過(こする)してみて痛みや出血がある方は、口からも処置を行います。出血や痛みがある方は上咽頭炎があると考えてBスポット治療をお勧めしています。健常な状態ではほとんど出血しませんが、炎症があると塗布したときに出血し、かなりの疼痛があります。週1~2回の塗布を繰り返すと、だんだん出血しなくなり、症状が改善します。Bスポット療法をご希望の方はご相談ください。

花粉症

治療の対象

  • のど風邪(咽頭炎)
  • 後鼻漏(鼻水がのどに垂れこむ感じ)
  • 鼻やのどの痛み
  • 鼻やのどの違和感
  • アレルギー性鼻炎

Bスポット療法の注意点

  • 炎症が強い人ほどヒリヒリ感が強くなります。ヒリヒリ感が長い方で半日ほど続く場合がありますが、そういった方ほど治療を続けていただく価値があります。
  • Bスポット治療の実施後、鼻水・痰がでることがありますので、その都度ティッシュなどで外に出すようにしてください。
  • 軽いかぜの症状のような方では1度だけの治療で症状が改善する場合がありますが、炎症が強い場合は週に1~2回、合計10回程度を目安に治療を受けて頂くのが理想です。
  • Bスポット治療は現在受けていらっしゃる治療法の補助的な位置づけになります。